たこやき、21個目

こんばんわ。

気がついたら、たこやきも3皿目です。

ちゃんと続いていて本人が一番驚いています。

 

今日のお題は、いじめです。

 

結論は、いじめの原因は、理解できないものを

拒絶するからおこることであり、

原因自体はいじめられる側にもあること、

いじめがなくならないのは、

「いじめをなくそう」と言っている

大人がいじめをなくさないからです。

 

 

まず、いじめという行為については、

理由を問わずいじめた側が悪いと思います。

今のいじめは、命を奪うことも珍しくなく、

原因を問わず、いじめた側は責任を取るべきでしょう。

 

しかし、いじめの原因に関しては、

公平な態度で判断するべきだと思います。

いじめる行為はいじめ側の完全悪ですが、

いじめの原因は客観的に判断するべきです。

 

いじめの原因を判明させず、原因にまで加害者の責任にするのは、

いじめられた側にとって、マイナスです。

それは、高い代償を払っていじめられる原因を

知る機会があり、治す機会です。

しかし、それを行わないことは、

同じような、あるいはより苛烈ないじめに

遭う可能性が高いです。

 

それは、原因究明だけではありません。

いじめられた側に、いじめるすきを与えないように

教え、いかに自分を守るかという防御法を学んだり、

いじめられる原因を解決することで、

いじめを防ぐだけではなく、

人生の質を高めるからです。

 

 

自分の欠点を知り、直す機会は高校生以降

目に見えて減ります。

成人年齢の引き下げや少年法の改正で、

学生であっても逮捕される時代です。

 

自分の過ちに、自分で気づき、自分で直す。

自分でできないのであれば、助けを求める。

 

学校教育で学ぶ各分野の基本的思考体系以外に、

哲学、人文科学、心理学、社会科学などに基づいた

生活の知恵や生き方もまた、子どもの成長には欠かせないと思います。

 

 

しかし、私たち大人の世代はそれをわかっているのかどうか

私にはわかりませんが、

聞く耳と理解力があれば解決しそうな問題ですら、

敵と味方を分け、囲い、排除しています。

そのような大人たちが、

「いじめをなくそう」なんて言っていても、

子どもたちは白けるでしょう。

 

子どもは、大人の矛盾に対して非常に鋭いです。

 

子どものいじめと同様、大人同士のいじめも

根絶していかないといけません。

 

先の記事に書いた通り、

フルコン社会では、一瞬で負けに陥ります。

いじめた側が、瞬時にいじめられる側に

切り替わるのです。

 

そのような心理的構造を、私たちは作り替える必要があると

強く感じています。