たこやき、59個目
こんばんは。
ぐでってるたこやきです。
今日のお題は、
合理的配慮、です。
今日の結論は、
合理的配慮は、
わがままを言うことでもなく、
無理な命令の言い訳ではない、です。
合理的配慮、私はあんまり好きではありません。
幾つか理由はありますが、
合理的配慮を言い訳にしたトンでも理論がまかり通っているからです。
当事者サイドの問題として、
合理的配慮と個人のわがままを混在しているケースが非常に多く見られるのが問題です。
合理的配慮と言えば、個人のわがままを通せると勘違いしている当事者や関係者の残念理論が、特に障害者雇用を難しいものにしていると思います。
極論を言えば、人付き合いで症状が悪化するのに、
営業の仕事を選ぶことです。
この場合、正しい配慮は、配置転換を申し出るですが、間違った配慮として、対面しないで営業させろということです。
笑い事でも何でもなく、こんなことを言う当事者が現に存在し、
そのせいで差別や偏見は生まれているのです。
他方、企業や社会の側の問題として、
合理的配慮を提供しないことを言い訳とした退職勧奨や社会的排除の問題があります。
合理的配慮を提供できないので当事者の参加をご遠慮する企業やお役所、地域活動があまりにも多いのです。
社会の側には、障害児(障害者ではありません)でも快適に過ごせる設備や心構えが必要です。
障害児は基本的に、成人障害者よりより立場が弱いです。
その子たちでも安心して過ごせる場所は、誰にとっても安心に過ごせる場所です。
当事者も社会も、共に歩みより、
相互理解をしないといけません。
最後に、
悪い例の話です。
北海道に
当事者サイドでは有名な施設があります。
その施設で、不幸にして痛ましい事件が起きました。
しかし、当事者サイドの合理的配慮や個性を尊重するあまり、
厳しい断罪と、再発防止策はとられていません。
このような社会からも、
当事者からも隔絶した考えにならないよう、
私も自戒の念を込め、今日の記事にします。