たこやきです。

私の近所では祭礼の準備が進んでいます。

 

今日のお題は、引き続き令和の展望です。

今日は、私の趣味でもあるゲームの世界についてです。

 

 項目は…

  1.  ゲームは、希望
  2.  ゲーム業界の問題

 です。

1、ゲームは、希望

 

私の幼いころに生み出されたファミコンが、世界を席巻し、

ついにオリンピック種目になろうかとの勢いです。

このこと自体は非常に喜ばしいことです。

 

しかし、他方では犯罪の温床になったり、

またゲーム障がいに代表される疾病を誘発する側面も

指摘されています。

 

ゲームは、楽しいものです。

しかし、ゲームもまた車と同様、使い手(遊び手)の裁量で

他者に不快感を与えたりします。

 

これからのゲームは、遊び手の人間性に訴えかけるような内容か、

人間性を守る規範を作ることが求められるのかなと思います。

 

他方、深夜アニメやゲームの存在は、不登校になる子や

ひきこもりの方にとっては、緊急の救済になることも多いです。

支援者は、ゲームやアニメを取り上げるのではなく、

ゲームやアニメに逃げざるを得ない状況を打破する、

多くはいじめや家庭内暴力、虐待の解決が、ゲームやアニメに対する

依存を少なくするのではないかと考えています。

 

ゲームが希望に足る存在であるのは、

現実の過酷さを忘れられる存在であるからで、

それは他の趣味と同様に認められるべきです。

しかし、犯罪とゲームやアニメを関連付けるような報道などが

まだまだ残っており、このことがゲームに対する差別、偏見に繋がっている

そう考えています。

 

 

 

2、ゲームの問題

他方、ゲームは様々な問題をもたらしています。

ざっと思いつく限りですが…

  •  医療にかかわる問題
  •  制作者に関わる問題
  •  遊び手に関わる問題

があると考えています。

 

医療にかかわる問題は、

やはりWHOがゲーム障がいを定めたことが大きいと思います。

また、深刻な依存症や、現実世界へ戻ってこなくなるなど、

様々な問題があります。

 

しかし、発達障害そのものにまだまだ深い差別・偏見があるのに、

ゲーム障がいが疾病として認定されても、

症状としてのゲームを受容できる人だどれだけいるでしょう。

禁止一辺倒が治療策になりかねない、深刻な問題であると考えています。

 

発達障害はその分野があまりにも多岐に渡り、専門に特化することが

容易な反面、同じ発達障害医療機関が得意としない分野では

対応などが進まないという現実もあります。

 

専門の機関の育成もそうですが、自分でできる対策を早期に作り、

広く知ってもらうことがより大切だと思います。

 

 

制作者に関する問題は、多様な問題があります。

主な問題は、労働環境に関する問題、社会的待遇の問題、課金の問題でしょうか。

 

ゲームやアニメの制作は、過酷だと言われています。

それは、あらゆる工程の作業や業務が、ゲーム内容などの進化により

より複雑、多岐に渡り、人手不足が非常に深刻であるからです。

 

また、深刻な人手不足により会社に寝泊まりして業務を行うことも

よくあることらしいです。

そのため、離職率、独立率、倒産率が非常に高い世界でもあります。

 

人材の育成もそうですが、過剰なリリーススケジュールも問題であると思います。

また、スケジュールを優先しすぎて、内容が大変なことになっていたり、

バグなど、動作そのものに問題がある作品も多いです。

 

リリーススケジュールを優先し、課金を誘発して業界は急成長を

遂げましたが、令和の時代は課金を誘発するだけでは

業界の縮小につながりかねないと危惧しています。

 

それは、ファミコンの時代からの課題である、

安定した動作、読み込み時間の高速化、動作による処理落ちがないこと。

 

リズムゲームなのに処理落ちでタップするタイミングが崩れたり、

アクションゲームなのに処理落ちでアクションが遅れる、

そのようなゲームが多い現状では、展望に期待が持てないのかなと思います。

 

 

 

まだ、他にも問題がある業界ですが、

人の希望として発展を願っています。